白岡町大字岡泉にある、岡泉観音堂。
菖蒲春日部線からわき道に入ってすぐの小さな敷地にあります。
敷地には今にも朽ち果てそうな藁葺屋根の小屋?が建っています。
まるでゲゲゲの鬼太郎ハウスのような感じ。
扉はなく、外から天井を覗いて見ると、半分屋根がない状態。
昼間じゃなかったら(昼間でも)ちょっと怖いです。
でも、ちゃんと観音堂の案内板もあります。
それによると、観音堂の由緒は不明。
お堂の周囲には『庚申』と刻まれた石塔が約100基並んだ『百庚申』があります。
万延元年(1860)の、庚申(かのえさる)に造立されたものだそうです。
<庚申塔>
庚申塔は多くが江戸時代の庚申講中とよばれる信仰上の仲間によって造られた石塔。庚申講とは道教の教えで、人間の体内にいるという三尸(さんし)の虫が60日に一度庚申(かのえさる)の日に、その人の所業を天帝(てんてい)に報告に行くのを夜を徹して防いだのが行事の始まりという。
入口脇に立っている石碑は、『百体庚申の碑』。
中島撫山(なかじまぶざん)の書による、100種類の書体で「庚申」と書かれた石碑です。
共に白岡町の指定文化財になっています。
見かけによらず貴重な文化財でした。
<地図>
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